すしログ 〜The Encyclopedia of Sushi〜

全力で鮨の魅力を伝えるブログ!日本料理、郷土料理、和菓子の名店も紹介します。Since 2015

すしログ No. 68 末廣鮨@清水(静岡県)

末廣鮨

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静岡県随一の寿司店と聞いて、以前より訪問したかったお店です。

夜は酒肴付きのお任せがメインとなり、コストも格段に上がるようなので、お昼にお決まりを求めて訪問しました。

静岡の友人から聞くところによると、こちらはバブル期に一世を風靡したそうで、今でも名古屋や東京の裕福な方を顧客に持っておられるそうです。

バブルが崩壊し、小市民でもふらりと行けるようになったのは吉か凶か…。

 

お店の門構えは一見さんお断りの料亭のようで、緑生い茂るアプローチも凄いです。

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それでいて、店内に入るとギリシア彫刻や民芸品が置いてあり、バブル感が半端ないです(笑)

 

お昼は握り【中上】3,600円と【特上】5,800円の二本。

語感が嫌だったので特上を(笑)…と言うのはいささか冗談ですが、「中上」とは聞きなれない単語です。

 

 

末廣鮨さんの握り

こちらのシャリは甘みが強く、塩と酢は控え目で、大きめ。

冷たくないところは中々良いですが、「江戸前の高級店」と言うよりは、街場のそれです。

ガリも象徴的なまでに甘い。

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切り付けも大胆な昭和な街場仕様です。

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本鮪大トロ&ミナミマグロ中トロ

大胆な切りつけ。ミナミマグロはこちらのお店のスペシャリテとの事。

「日によって入らない日がある」との談なので、もしかして冷凍ではなく生なのかと思いましたが、公式サイトを見ると冷凍と記載されておりました。

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烏賊、鮃

鮃はさほど寝かしておらず、フレッシュな食感。柚子と塩。

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赤貝 

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穴子

非常に柔らかく、ふわふわに仕上げており、これは個性的な仕事でした。

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巻海老(とのご説明)

サイマキでしょうか。

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いくら軍艦&海胆軍艦

訪問は6月なので、いくらは当然冷凍モノです。

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玉子

甘いです。

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鉄火巻き&かっぱ巻き

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味わいとしては全体的に平凡な印象を拭えず、バブル期に勝ち得た名声で保っているお店と感じました。

内容的には「江戸前風」。

実態としては成功した街場寿司でしょうか。

タネのクオリティ的にも5,800円というのは高すぎる気が致します。 

また、僭越ながら、タネをベチャッとまな板に投げ捨てる所作は、鮨好きにとっては心にこたえました。

 

店名:末廣鮨(すえひろすし)

シャリの特長:甘みが強く、塩と酢は控えめ。

予算の目安:3,600円~

最寄り駅:清水駅から433m

TEL: 054-366-6083

住所: 静岡県静岡市清水区江尻東2-5-28

営業時間:11:30~22:00 

定休日:水曜